海外初進出・ローマ旅行記 その1

生誕○○年だし、英会話習い始めたのもこのためだと思い、思い切ってイタリアはローマへ旅へ出てまいりました。英会話してるくせになぜ英語圏ではないのか?ロンドンまたはニューヨークではないのか?というツッコミはさておき・・・・なぜローマかというと・・・・ただヨーロッパに行きたかっただけというくだらない理由ですが、意外にも良いところで、意外に簡単に行けてしまい自分でも驚いてる次第・・・・

・・・というわけでKLM福岡空港アムステルダム経由でローマへ出発


福岡〜アムステルダムは11時間のフライト。行きの飛行機は最新型トリプルセブンだー!!個人用モニターもついてるし快適快適。でも機内食って味付け濃いですな・・・。ワイン飲めるのは嬉しかった。機内食はちなみに2回。最初は選べるけど2回目は強制的にカレーでした。

CAさんは豪快な感じの方が多く、日本人と違ってフレンドリーである。アムステルダム〜ローマ便に乗ったときかなりのベテランそうな女性CAさんが私を見て「where are you from?」と聞いてくれて、ここぞとばかりに「あいむふろむじゃぱん」と答えると「コンニチハーヨーコソー」と日本語で挨拶してくれるではないか。この自然なサービス精神。ここで軽く会話できたら良かったけど言葉浮かばずひたすら「サンキュー」と繰り返す小心者日本人。

アムステルダムで乗り換え。ここがまた広い。羽田の比ではない。しかも掲示板の字が小さくて不親切。心がくじけそうになるが仕方ない。たまたま日本人の航空会社の方に遭遇していろいろ教えてもらう。いい人でしたありがとう。
オランダに一度入ったということでここで入国審査。(そのかわりシェンゲン協定内なのでイタリアでの入国審査はなし)とんでもない長蛇の行列で前に並んでる諸国の人々は入念にチェックされていて乗り換え間に合うのかなと言ってたら、前に並んでた日本人が「日本人はほとんどスムーズにとおしてくれますよー」と言われたので待ってたら日本人の固まりグループが前に進むと急にスムーズになったw世界に誇る勤勉日本人w

とりあえず飛行機の窓から撮ってみる。


到着したら「現地語ドライバーが迎えにくる」と言われていたがなんと旅行会社の日本人が手荷物受け取る前のゲート前まで迎えに来てくれた(あそこ搭乗者以外入れるのか・・・)H○S意外にいい会社、その時のTさんホントにありがとうございました。
そこで荷物を受け取るわけですが、一番恐れていたのが「ロストバゲージ」であります。かなりの確率でロストバゲージにあうと言われてたのでここでロストしたらかなわんと思っていたら30分ぐらいでちゃんと出てきましたw
ローマ空港での荷物受け取りは平気で1時間ぐらいかかるそうで、30分で出てきてTさんも「今日は優秀ですね」と。日本の空港やったら大クレームでしょうな。

というわけでその日は現地の夜10時到着でそのままホテルへ直行。ローマへ着いたということで見るものすべてが日本のものと違いテンション上がりまくる。まず車がベンツのワンボックスというのに驚きましたね・・・・。

ホテルはローマ中心のテルミニ駅から1分ほどの小さなホテル。受付は英語でOK。チェックインで16ユーロ寄こせと言われ「宿泊税かー」と両替したてのユーロ札を渡したら「コインないのか」と言いやがるので「ノーコイン」と言ったら自分の財布のようなものからおつりを渡される。えっ財布から?!カルチャーショックその1。ただしここのお兄さんとてもフレンドリーな人で「オヤスミナサーイ」と陽気に語り掛けてくれた。

ホテルは薄暗かったけど意外にきれいでした。

そして内装がおしゃれ。女子が好きな感じぃー。
ホテル着後ちらりと駅周辺を散策。トラットリアやバールがいたるところに並んでいて店ごとにジローラモがいるシステム・・・・?(違)
ここで水を仕入れて普通の水を2ユーロで購入。後からどこでも1ユーロで売ってあることがわかり早速ぼったくられたwここも陽気なお兄さんではじめておそるおそる「ぐらっちぇ」と言ったら「プレーゴ(どういたしましてー)」と返してくれてちゃんと言葉が通じる?とホッとした瞬間。

さて、ホテルにはレストランはなく・・・・朝食会場のみ。
朝食はパン・フルーツ・シリアル・チーズ・ヨーグルト・・・それと味付けしてないラスクと簡単なものばかりでしたがヨーグルトが絶品で!!
飲み物はカプチーノ・コーヒー・ティー?と聞いてくれておばちゃんが持ってきてくれました。本場のカプチーノ飲まないわけにはいかぬ。

イタリア来て初めての食事でヨーグルトに感動してしまう貧乏舌wだけどこのヨーグルトほんとにおいしかった。今までのヨーグルトで一番かもしれない?!甘すぎず、クリーミーでおいしいんだよねぇ・・・・きっとイタリアの食卓には普通にあるやつに違いない。日本にも輸入してるかも?と帰ってきてKALDIで探したけどなかった。残念。

さてローマ初日はナポリカプリ島への1日ツアー。
現地のガイド、アレックスの案内でベンツのバスでナポリへレッツゴー。(このアレックスがよくしゃべる。最初の自己紹介から1時間はしゃべり続けた。窓の外ゆっくり見れません)

ローマからナポリへ南下。アウトストラーダ(高速道路)で向かっていたら高速は霧に覆われ、一瞬九州自動車道大分線で別府に向かってるのかと錯覚しました・・・w

途中トイレ休憩ということでわざわざ一度高速を降りて寄ったお土産屋。ほとんど日本語で表示してあって不思議だなーと思ってたら次々と来るバスに乗っているのは日本人・・・・どうやら日本人観光客を相手にしているぼったくり土産屋であった。
「レモソのチョコレート」がまだまだ日本語のレベルがね・・・w

でここのトイレでトイレの便座がないことにショックを受ける・・・・w便座なしでどうやって大をするのだ・・・。トイレに関しては期待はもちろんしていなかったが想像以上に汚くてホントにカルチャーショック。

さてバスは無事にナポリへ。

ナポリの街並みはキレイでしたが、道路はごみだらけでまぁー汚い。イタリア人そーいうとこ気にしないそうです・・・え?

ナポリ・ベベッロ港からカプリ島、青の洞窟へ向かいます。ここでガイドチェンジ。名前忘れたけど女性の方で我が愛するマツコデラックス様に似てたので私たちは「マツコ」と呼びました(親しみを込めて)

高速船で40分ぐらいでカプリ島へ。

をををー!!見るところ見るところ絵葉書みたいじゃないか!
・・・と思ったらここで残念なお知らせ、青の洞窟は天候不良で入れない〜〜(最初から確率は30%と言われてたので半分覚悟はしてたけど)
つぅことで、カプリ島、モンテソラーレ山に登ることに。

そしたら謎の駅のようなところへ案内され、切符を渡される。

ま、まさかこれに乗るのか・・・・?


予想どおり乗らされた・・・・www

下にネットもなくて落ちたら確実に死ぬやろうという感じなのに係員のお兄さんたちは人をまるでモノのようにぞんざいに扱い、びびる日本人をあっさりリフトに乗せたあとは大声でおしゃべりに興じていた・・・。ま、これがイタリア人・・・。
そのかわり景色は本当に素晴らしい!!

しかし、傾斜が急すぎるww


下りがこぇぇええーと思ったけど意外に怖くなかったw

リフトを降りてしばしカプリ島観光。

ただの人んちですwかわいい。

カプリ島観光はランチ付。イケメンジローラモたちがでっかい皿に料理を持ってきてそれぞれの皿に分けてくれるんですがかなり適当そして乱暴w

ラビオリ〜!!トマトの味が濃いくてうまうま〜


タラのなんとかかんとか。オリーブの香りがきつすぎたけどうま〜
飲み物は「レモンジュース」がおすすめというので頼んだら・・・・ポッカレモンか!!っていうただのすっぱーいレモン味(当たり前)で、砂糖いれろっつって砂糖くれたんだけど、ただのグラニュー糖で、冷たいレモンジュースにグラニュー糖入れて溶けるわけねーだろってうね・・・・wその辺のアバウトさがイタリアだなぁーとおもひました。


しばし島内観光。

ここでも日本人が寄らされる土産屋があり、だまされてお土産を購入したらさっきまでベラベラしゃべって大声で歌も歌ってた女性店員が私が少し多めに買い物した途端「アイラブジャパーン」とか言いやがってこいつ首しめたろかと思いましたwカプリ島のおすすめはカプリウォッチにカプリサンダル・レモンでした。

帰りは同じく船に乗り、同じく高速で同じ土産屋さんに寄らされました。夜ごはんはどこかレストラン行きたかったけど言葉の壁にぶつかりwテルミニ駅の軽食ブッフェですませる。
それでもイタリア人たちの不愛想さに心が折れるw(でもここのお姉さんは不愛想ながら丁寧に提供してくれていい人だった)

麺が太いアマトリチャーナと生ハムとモッツァレラのサラダを食べました。モッツァレラを丸のまままるごと食べるのは初めてでそのうまさに驚き。バルサミコ酢をかけて食べたらうまうまーでした。ワインがうまい。

とにかくどこで何を食べてもウマい!のがイタリアでありました。

というわけで初日終了。その2へ続く・・・・(え?)