ローマ旅行記その2

ローマ2日目は定番市内観光。ホテルから集合場所のコロッセオまで自力で行かねばならない!!ということでテルミニ駅から地下鉄で移動。

ローマの地下鉄はA線B線の2線しかない。地下を掘ったら遺跡が出てくるので掘ってられるかいということらしい。
異国の地下鉄の駅へびびりながら向かいます。券売機やら改札機はいちいち反応が遅い。そして乗客は乗り口に並ばない。しかしながら並んでるローマっ子の女の子たちが美人さんばかりでみとれる平たい顔族日本人2人組でした。

さて、テルミニから2駅のコロッセオ駅。降りた途端にコロッセオがどーんと目の前に。ここから本日のツアースタート。ガイドのKさんの汚い旗のもと一日ローマを観光します。

こんなでかい建物機械もなく建てたうえに現代に残ってるってすごいよねぇ・・・
しかしここは残酷な血に塗られた歴史の建物という感じでしたね・・・・。

さて、コロッセオからバスに乗り、「サンタマリアインコスメディン教会」へ。
有名な「真実の口」があるあの教会。

突然街の真ん中にある教会であります。

真実の口での撮影を待つ人々w
普段は30分以上待つそうだけど、シーズンオフということもあって10分ぐらいで、かの真実の口へ・・・・・ってこんなもんかぁ〜って感じw
もちろん定番のポーズで写真を撮る浮かれポンチな日本人たちであった。

かの有名な「スペイン広場」・・・だが修復中だった・・・。そして階段での飲食は禁止。

観光馬車。

お馬ちゃんのお尻の下にはちゃんと袋がセットしてあってこういうところはイタリア人も気にするんだなと思いました。

最古のコンクリート建築といわれるパンテオンへ。

ここもすごいよねぇ・・・・

芸術家ラファエロが眠っているそうです。


パンテオンはどうやって誰が造ったかいまだ謎だそう。鉄筋ではなくひとつもゆがみなくドームが形成されていて天井は吹き抜けていて外の光が入るようになっており、まさに天と地が融合するという場所・・・。謎とロマンに満ち溢れた場所でしばし時を忘れるような感覚でした。

お次はいよいよトレヴィの泉だー!!・・・・って修復中・・・。まじか!!
これは遺跡をのこすためには大事だそうで・・・仕方ないすな。泉の前に申し訳程度に浴槽みたいなのが置いてあったのでそこへ後ろを向いて右手で左肩ごしにコインを投げておきました。さて再びローマへ行けるかな。


トレヴィの泉横で初ジェラート!!!!リモーネとマロングラッセをチョイス。うちの近所のイタリアンのお店のマロングラッセのアイスが絶品で本場はさらにおいしいに違いないと思ってたら大当たり。甘すぎず・・・まろやかでマロンの自然な甘みが口の中に広がる〜〜〜。
リモーネもさっぱりしていて爽やか。ほんとに日本人の口にあうおいしさ。外国のスイーツは甘すぎるだろうなと思ってたけどローマのジェラートは日本人の口にあうと思います。


ナヴォーナ広場ですな。
見る景色すべてが素晴らしい。


サンタネーゼインアゴーネ教会。外側は素晴らしいが中の天井絵は予算の都合上だまし絵。

おっさんが浮いてる!?・・・・大道芸らしいですが日本では見たことない光景だったのでカメラを向けたら隣にいるおやじが「写真撮るならマネー寄越せマネー」的なことを₍たぶん₎言いながら怒ってたので慌てて逃げたwごめんよおじさんw


街角のトラットリアとか、教会とか。

ナヴォーナ広場のあたりで午前中の観光終了。サンピエトロ広場で解散になり午後のバチカン観光までランチの時間だ!
・・・だがしかしここは自力でランチにありつかねばならないwローマに来ていまだピザを食べてなかった私たちは適当なバールを探してみた。

ちょっと細道に入ったところの地元の人しか来てなさそうな小さいバール。
わーわーわーピザだーおいしそうー!!ここで食べよう!
びびりながらも「ボンジョールノー」と入っていくと今までの対応と違いw気のよさそうなお姉ちゃんが対応してくれて、食べたいピザを指さしながら「ワンプリーズ」と言いながら注文。「ここで食べる?」と聞いてくれてピザは温めてくれました(いやどこでも温めてくれるけど)

そういうわけで、普通のマルゲリータらしきピザとじゃがいもとチーズのピザを食べてみました。うっうまーっ!!
しかもテルミニあたりじゃ1カット3ユーロぐらいなのにここは1カット1ユーロ程度。お姉ちゃんもいい人だしとても良いお店でした。(でも二度と行けないだろうなぁ・・・)


さて午後は1日かかっても全てを見ることができないバチカン博物館を4時間ほどで見るという無謀かつ効率的なツアー。午後からもガイドのKさんでした(旗が汚い)

ついにきてしまったバチカン博物館

ツアー開始まで時間があったので本日ジェラート2度目w
リモーネがおいしすぎたので別のお店のリモーネにトライ。ここのおやじが「マダムー食べていきなよーうまいよー」と必死ですすめるのでリモーネピッコロカップで買った途端にもう知らんふりwお代を払うレジの姉ちゃんも隣の人とベラベラしゃべりながらの対応・・・いやいやここは日本ではない。日本的なサービスを期待してはならないのだと思いつつ、やはりイライラしてしまうw

お待ちかねバチカン博物館。

ツアー客はガイドさんからレシーバーのような機械をもらい装着。ガイドさんの声が聞こえる仕組み。ツアーのグループごとにガイドさんの声を聞きながら移動するという仕組みなのですね。
で、最後にシスティーナ礼拝堂に入りミケランジェロの「最後の審判」を見るわけですが、システィーナ礼拝堂は私語厳禁とのことで博物館に入る前に「最後の審判」の説明を受けた。予備知識が全くないので何がはじまるのかさっぱりわからずw

博物館内部はシスティーナ礼拝堂以外は撮影OK。(フラッシュはだめ)
美術の教科書に出てくる?「ラオコーン」ですね。。。

ミケランジェロが多大な影響を受けたという「ベルヴェデーレのトルソ」

巨大な松ぼっくり

なんかよくわからんけど天井の絵画・・・・


アテネの学堂」

真ん中の二人はアリストテレスプラトン
・・・・だそうです

「テレビとか美術の教科書で見たことあるなぁ」程度の知識でw歴史的価値が高いものを見て回る。最後に見た「最後の審判」だけはちゃんと学習していきましたがやっぱり百聞は一見にしかず・・・・で、息をのむ素晴らしさというか荘厳さにしばし時を忘れる。しかし首が疲れたwあのでかい壁に一人で(?)描いたミケランジェロは天才なのかバカなのかwただし世界中から観光客が訪れているため厳かな雰囲気は半減ですな・・・。

その後はサンピエトロ大聖堂内部も見学

ゴリゴリの異教徒のくせにカトリック総本山に潜入してしまいすみません。


ミケランジェロデザインの奇抜な?制服を着ているスイス人の衛兵さん。雨のせいでコート着てて残念!


サンピエトロ大聖堂です。
ここの広場に世界のカトリックの人たちが集まるわけですね・・・・。

ちなみにここはイタリア越境の地。世界最小のバチカン市国に入っております。すげーなぁ・・・・。

ここでツアーは解散。日は暮れ、ここからも自力で地下鉄で帰らねばならないのであった・・・・が、たまたま前日のツアーのバスで一緒だった「旅行が趣味」という名古屋からのお兄さんがテルミニまでご一緒しましょうと声かけてくれて一緒に移動してくれて助かった。やっぱ女二人で地下鉄乗るのは怖い。あのときのお兄さんありがとう。
ちなみにテルミニからコロッセオまでは地下鉄B線で車両が落書きだらけの汚い電車でしたが帰りのA線は近代的でキレイな車両でした。

とにかく1日ほぼ歩きまくったので夕食を外で食べるという気力がなく、駅の地下のスーパーでピザやお惣菜を買い込みホテルの部屋で夜ごはん。またスーパーのレジのお姉さんが意地悪さ丸出しで心が折れた2日目の夜w
でもピザはやっぱりおいしかったー!!