ミュージカル「ジェーン・エア」


ツイッターでつぶやいてたらもう日記って書く気なくなるよねーなんでだろ。

でもせっかく2週も観にいったから覚え書き。
坂本ミュージカルがすっかりご無沙汰でありますが〜たまたまテレビで「オペラ座の怪人」やってて号泣して「やっぱミュージカル観たいぃぃぃぃぃ」とO型さそり座の血が騒ぎwたまたま博多座松たか子の「ジェーン・エア」をやっているというのでとりあえずフラっとB席にて鑑賞・・・・。

開始10分で涙腺決壊w
内容は一番苦手な世界文学のひとつシャーロットブロンテの「ジェーンエア」が原作。
幼い頃両親と死に別れた少女が、引き取られた先でいじめられ、劣悪な寄宿舎で過酷な運命をたどるも強い意志でもって家庭教師として、お金持ちのお屋敷に住み込みで働いてたらそこの謎めいたご主人と出会い惹かれあってゆく・・・・・

・・・・というありがちな?ストーリーだけれども!

そのありがちを見事なまでに歌と芝居で表現した素晴らしい舞台・・・・!だったのです。

今回のこの舞台というのが舞台の上にも客席があるんですな。もちろんほぼ後姿しか見れない、上演中は動けないという制約はついてるものの3階B席で観たときさらに血が騒いだ。

「観たい!あの舞台上で観たい!」

とどうせなら・・・ほぼ坂本座長のミュージカルしか観た事ない私でも舞台の上で役者と同じ目線で観れるような席で観れるなら観てみたいじゃございません?
てなわけで即次の休みの日の舞台上席が余ってるか聞いたらあまってる・・・と。行かないわけにはいかないじゃないのー。

・・・・と2週連続の観劇とあいなったわけでございます。最初から舞台上から観ればよかった。
そんなわけでただのど素人の私も猿之助さんと同じ博多座の舞台に立ったのだー!スゲーw

舞台からの眺めはまるで私も出演者の一人のよう。舞台上のセットはそんなに大掛かりではないのだけどやっぱり興味深い。

しかし何よりスゴかったのは衣装がほぼ地味な黒いワンピースのみのジェーンエアこと松たか子の歌唱力と表現力です。テレビでの松さんしか知らなかったけれども、さすが幸四郎さんの娘・・・!っていうか舞台化粧ってだいたい超濃いけども、舞台上から観てもそんなに濃くなくてそれでいて圧倒的な存在感。歌は神がかってるし、松たか子という女優ではなくジェーンエアその人がそのままそこにいるという感じ。

共演の橋本さとしさんは昨年三銃士を観にいったときに出られてた方で歌うまいなぁ〜と思ってたけどさすが。これぞホントのミュージカル俳優!

子役の子たちもウマいし脇は元ヅカの皆さんも多く出演されててストーリーも出演者の衣装も地味だったけどじんわりじんわり来る舞台でした。最後はもちろん涙腺大洪水。
あとオケピの内部も舞台上から見ることができて大変得した舞台鑑賞でした。もっといろんな舞台を観たい衝動にかられています。ま、これもただのO型さそり座の血ですけどね・・・・。

とりあえず1月の猿之助さんの1月松竹座を観にいきたいと画策している今日このごろである。(予定は未定)